旬が短いうえ、産地・石巻でも
比較的、高値で取引されるシャコ。
今回は、そんなシャコをとっている浜の
お母さんたちと初交流！
今の時期しかとれない
憧れの高級食材・シャコを
気がすむまで頂きましょう！という
『さかな女子部』ならではの、
贅沢かつ豪快な企画をお送りいたします。
石巻は牡鹿半島（おしかはんとう）の狐崎（きつねざき）漁港にて、本日お世話になる漁協女性部のみなさんとご挨拶
用意してきたお土産を渡す『さかな女子部』
ウキウキ！シャコの網外し体験
漁協女性部の皆さんと漁師さんの指導のもと、
さっそく網からシャコをはずす、
というプロっぽい作業を
体験させていただきます。
はい、まずはこちら。
シャコだけではなく、いろんな魚やヒトデなども網にかかっています
漁師さんが『さかな女子部』のために
海から揚げておいてくださった網です。
ここから活きているシャコを
鍵針のような道具で
ひとつひとつ丁寧に外していくという、
聞いただけでも
気が遠くなるような作業。
エエーッ！
漁師さんっていつも、
こんな大変なことやってんの⁉
しかも普段は市場が始まる前、
早朝の暗い時間に行うというから、
さっそく度肝を抜かれました。
今や作れる人は少ないという、浜に伝わる鍵針のような道具
シャコのいろいろなところにほっそい網の糸がからまっています
こんなのムリ！絶対ムリッ！！
…と全員が思いましたが、
わが『さかな女子部』は、
結構なレベルの狩猟系の集まり。
やってみたら、
面白い！と
さっそくギラギラした目つきで
作業にハマります。
すぐにプロっぽい雰囲気を出す部員たち
「助けてあげるよー、あとで食べるけどねー」とシャコに声を掛けながら、嬉々として作業をすすめるさかな女子部員たち
網から外して海水に入れると元気に泳ぎ出すシャコちゃんたち
朝9時に集合し、
午前中いっぱいはかかるであろうと
予測された網外し作業は、
狩猟系の本能全開で一気にクリア。
ランチタイムまでかなり時間が空いてしまい、
牡蠣の種付け作業にまで
飛び入り体験させてもらうなど、
忙しい浜の皆さんにとっては
若干、面倒な一団となったのは
言うまでもありません。
快くお世話してくださった皆さん、
本当にありがとうございます”(-“”-)”
牡蠣、シャコ、ホヤなど、浜ごとに獲れるものが違う牡鹿半島。近隣の浜では牡蠣の種付け作業を発見し、さっそく乱入させてもらうさかな女子部
東部支所・漁協女性部の皆さんと記念撮影。こちらの漁協部は、近隣の５つの浜が一緒になっているとのこと
茹でて食す！
さあ！いよいよ待ちに待ったお昼の時間です。
なんといってもメインはこちら！
茹でたてほやほやのシャコです。
網から外したばかりの活シャコ。脚がさわさわ動いています。色もきれい
シャコを入れた鍋に海水をそそぎ、そのまま火にかけます。沸騰してから10分程度
ついに茹で上がったシャコちゃんたち！くるんと丸まったコは熱いうちに背中を伸ばして冷ましておくと、魚屋さんの店頭で見かける美しい姿に
まずはとにかく30分ほど、
このシャコちゃんたちを
黙々といただきました。
最初は上品にハサミなど使っていましたが、
もう途中から面倒になり、
みんなワイルドに
素手でわしゃわしゃむきはじめます。
茹でたてシャコにはしゃぎまくる部員たち
さらにさらに、
漁協女性部の皆さんが
こんなに豪華なランチを！
アカザラガイの炊き込みご飯（ホッキ貝入り）、ワカメのおひたし、のりのお吸い物、カキの味噌田楽、カキのパスタ
こんなものしか用意できなくて…と
恐縮する浜のお母さんたち。
いえいえ、これ、
街の人にとってはものすごく
豪華なんですよー。
おおいに盛り上がった交流会。いずれにしても、強めの女性たちがそろい踏みです
浜直送のシャコを
お土産用にもわんさか購入でき、
大満足の『さかな女子部』。
小さな浜が点在する石巻の牡鹿半島では、
今後もいろいろな女性たちと
交流を深めていきたいと思っています。
最後は『さかな女子部』恒例の変顔を漁協女性部の皆さんにも強要してフィニッシュ
ちなみにこちらが、今回『さかな女子部』が用意した浜の皆さんへのプレゼント、手作りクッキー。シャコとサバを描きました(*’▽’)
石巻さかな女子部
2015年秋にスタートしたコミュニティ活動。水産の街・石巻から日本の魚食文化の復活を叫ぼうという大志を抱き、そのためにはまず、自分たちがもっと魚を楽しまなければ！と、おろし方や料理法の学習にとどまらず、新メニュー開発やイベントでのPRなど、「魚」をテーマにさまざまな活動を続ける。『ほやレシピグランプリ2017』では特別賞を受賞。入部希望者は随時受付中。お問い合わせは『合同会社よあけのてがみ』まで📩info@yoakenotegami.com
さかな女子部のFacebookページもぜひチェックしてください！
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